【社長の独り言】No.14「職場巡視について」
産業医職場巡視についてご紹介いたします。
職場巡視といっても様々な業種があって、仕事場のスタイルも様々ですね。
ワンフロアだったり、工場だと車で移動が必要になる離れた場所にもう一つ工場があったりと色々です。
まずは職場巡視についてお話しします。
▪️産業医職場巡視とは
産業医による職場巡視は、従業員の安全と健康を守るため、事業場を定期的に確認し、作業環境や衛生状態をチェックする業務です。
労働安全衛生規則で月1回以上実施が原則ですが、特定の条件を満たせば2ヶ月に1回への緩和が可能となり、巡視後には必要に応じて改善策を提案していきます。
<職場巡視の目的>
労働者の健康障害の防止:
作業方法や衛生状態が従業員に有害な影響を与えていないかを確認し、健康障害を未然に防ぎます。
働きやすい環境の整備:
従業員が安全かつ健康的に働けるよう、快適で働きやすい環境が整っているかチェックします。
<実施頻度と条件>
原則月1回:
労働安全衛生規則により、産業医は原則として月に1回以上、職場巡視を行うことが義務付けられています。
月1回未満への緩和:
事業者と産業医の同意があり、事業者が産業医に毎月所定の情報を提供することで、巡視頻度を2ヶ月に1回に緩和できます。
毎月の職場巡視の緩和措置については条件がありますので、注意が必要です。
ご相談やお困りのことなどありましたら、一度wellancにお問合せください。
次回:職場巡視の具体的な流れについて