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【社長の独り言】No.28「インフルエンザ予防接種について」

今年もインフルエンザ予防接種の時期になりました。

インフルエンザの歴史は長く、古代に遡りますが、科学的にウイルスの存在が確認されたのは20世紀に入ってからです。1918年の「スペイン風邪」最も深刻なパンデミックで、その後も「アジア風邪(1957年)」「香港風邪(1968年)」「新型インフルエンザ(2009年)」などが世界的な流行を引き起こしてきました。

日本ではインフルエンザワクチンの集団接種が1962年から始まりましたが、副反応の問題から1994年に予防接種法からインフルエンザが除外されました。

その後、2001年の予防接種法改正で高齢者に対する定期接種が復活し、現在では個人の判断で接種を受けるのが一般的です。

インフルエンザの予防接種は、重症化を防ぐことを主な目的とし、例年10月上旬から接種が開始され、11月中の接種が最も効果的とされています。ワクチンの効果は接種から2週間程度で現れ、約5ヶ月間持続します。65歳以上の高齢者や基礎疾患のある方、6ヶ月から1歳未満の小児(2回接種の場合)は特に重症化リスクが高いため、接種が推奨されます。

<接種の目的と効果>
重症化の予防
インフルエンザワクチンは、感染を完全に防ぐものではありませんが、重症化や肺炎などの合併症の発症を抑える効果があります。
集団免疫
集団で接種率を高めることで、ウイルスの流行拡大を抑える「集団免疫」の効果も期待できます。

<最適な接種時期>
例年インフルエンザが流行する12月から翌年3月頃をカバーするため、10月から11月中旬までに接種を終えることが推奨されます。
効果が現れるまで2週間程度かかるため、流行のピーク前に接種することが大切です。

2020年に起きた新型コロナウィルスのパンデミックで「ウィルス」というものに命を奪われ、当たり前だった人間の行動が制限されたことも記憶に新しいです。

皆さんもインフルエンザ予防接種を受けて、手洗いうがいの徹底をお願いします。

ご相談やお困りのことなどありましたら、一度wellancにお問合せください。

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