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【社長の独り言】No.46「多様化する働き方と産業医の『オンライン化』への視点」について

この数年で、私たちの「働く」環境は一変しました。

テレワークの普及、地方拠点の増加、そしてグローバルな人材活用など、企業が提供すべき健康管理の形も、その変化に対応して進化が求められはじめています。

従来の「定期訪問」を主軸とした産業保健体制では、遠隔地の従業員への対応や、全国に拠点が点在する営業所などへ均一なサービス提供など常に課題が伴いました。

今動き始めていることは「オンライン化」です。

地理的な問題もクリアできて、更に次の3つの大きなメリットもあります。

専門性の迅速なマッチング: 地域に縛られず、貴社の業種や組織の課題に最も適した専門性を持つ産業医を、迅速に選任することが可能になります。
従業員のアクセス向上: 特にメンタルヘルス面談において、場所を選ばないオンライン面談は、心理的なハードルを下げ、相談の機会を大幅に増やします。
管理部門の業務効率化: 訪問時の調整や事務手続きの負荷を軽減し、人事・総務ご担当者様が本来注力すべきコア業務に集中できる環境を整えます。

しかし、すべてをオンラインで完結させることは、現実的ではありません。

産業医の先生による職場巡視や、衛生委員会における現場の空気感の把握、そして何より、人と人が対面することで生まれる信頼関係。これらは産業保健の質を高める上で、決して欠かせない要素です。

そのため、最も理想的なのは、オンラインの利便性と、対面でしか得られない「質」を組み合わせたハイブリッドな運用体制の構築が鍵になると思っています。

ご相談やお困りのことなどありましたら、一度wellancにお問合せください。

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