【社長の独り言】No.13「健康診断受診勧奨」
▪️受診勧奨
健康診断の受診勧奨とは、健康診断で「要再検査」や「要精密検査」と判定された従業員に対し、企業が医療機関への受診を促す活動です。
これは、病気の早期発見・早期治療に繋がり、従業員の健康を守り、ひいては企業の生産性向上に貢献するため、企業が従業員に対して行うべき積極的な健康管理施策の一環です。
企業は、声かけ、メール、産業医との面談、受診報告書の提出などの方法で受診を促すことができ、これは従業員の安全と健康を守る「安全配慮義務」の観点からも重要視されています。
<受診勧奨の目的と重要性>
病気の早期発見・早期治療:健康診断で異常所見が見つかった従業員に二次検査を促すことで、病気が重症化する前に発見し、適切な治療を受けることができます。
従業員の健康管理とQOLの維持:健康状態を把握し、早期に適切な対応をすることで、従業員の健康を長期的に守り、生活の質の維持に繋がります。
企業の生産性向上:従業員の欠勤や長期休職を防ぐことで、業務の効率や生産性の維持・向上に貢献します。
安全配慮義務の履行:企業は従業員の安全と健康を確保する義務(安全配慮義務)を負っており、健康リスクを放置しないために、受診勧奨は履行すべき事項として推奨されています。
結果が届くけど開けたことない、要再検査って書いてあるけど俺全然健康だしって声を聞いたことがあります。
会社としても健康診断を実施しておしまいではなく、結果に合わせて勧奨が必要です。
お困りのことなどありましたら、一度wellancにお問合せください。