【社長の独り言】No.24「産業医業務の事例1について」
今回はいくつか産業医の先生から聞いた業務中の事例についてご紹介いたします。
case:1「職場巡視」
ある日、工場の敷地(東京ドーム2つ分くらい)に点在していた喫煙所の状況を確認するため、職場巡視を実施していました。
・消化器はあるか
・煙の排出が周りに影響を及ぼしていないか
・ニオイは漏れていないか
・喫煙後は水でしっかり消化されているか
などチェックしながら順調に巡視していましたが、ある喫煙所で問題が発覚しました。
その喫煙所を見てみると、ちょうど休憩室の裏でガスコンロと給湯器用にプロパンガスのボンベが設置されていました。
場所もちょうど雨宿りできるくらいの屋根と通路から見えづらいこともあって人気??の喫煙所でした。
屋外でボンベからも2mくらい離れていて一見問題ないようにも見えましたが、ガスの近くに火気があることがリスクであって、万が一を考えて喫煙所の閉鎖や移動の改善を産業医から求められました。
第三者の視点は大切です。
従業員たちはいつもの風景に見えていたと思います。
起こってからでは遅いの教訓です。
未然にリスクに対応できて本当に良かったと思います。
ご相談やお困りのことなどありましたら、一度wellancにお問合せください。
次回:産業医業務の事例2について
