【社長の独り言】No.48「産業保健業務の代行は、戦略的な『リソース再配置』について」 | 株式会社wellanc(ウェルアンク)

BLOG & INFO

ブログ

【社長の独り言】No.48「産業保健業務の代行は、戦略的な『リソース再配置』について」

企業経営において、人事・総務部門の皆様が担う役割は、もはや「管理」に留まりません。人材戦略、組織文化の醸成、そして従業員の健康と安全を守る産業保健体制の構築まで、その責務は年々重くなっています。

特に産業保健業務は、労働安全衛生法に基づく専門的な知識が必要とされ、その煩雑さから「本来注力したい業務」へのリソースを圧迫しているケースが散見されます。

弊社の核となるサービスである**「産業保健業務の代行」**が、単なる業務委託ではなく、企業経営における戦略的な**「リソース再配置」**であるという視点をお話しさせていただきます。

産業保健業務には、産業医の選任・契約管理、衛生委員会の運営補助、健康診断後の二次検査のフォローアップ、休職・復職の調整、行政への報告義務など、多岐にわたる専門的かつ定型的な作業が含まれます。

これらの業務を社内の人事・総務ご担当者様が兼任される場合、その「時間」は本来、戦略的な人材開発や、従業員一人ひとりと向き合うための時間に充てられるべきです。

産業保健業務を専門家にアウトソーシングすることは、ご担当者様の**「時間」という最も貴重なリソース**を解放し、より付加価値の高い業務へ再配置することを意味します。

代行サービスが提供する3つの価値専門性によるリスクの最小化(法令遵守)

産業保健に関する法律や制度は頻繁に改正され、常に最新の知識が求められます。代行サービスを利用することで、法令遵守(コンプライアンス)に関する見落としや解釈の誤りを防ぎ、企業が負うべきリスクを最小限に抑えることができます。


質の標準化と向上

専門家による一貫したプロセス管理により、産業医面談の設定、記録の保持、データ分析といった業務の質が標準化・向上します。これにより、全従業員に対してムラのない高品質な健康管理サービスを提供できます。

組織全体の「健康」への意識改革

私たちは単に業務をこなすだけでなく、産業保健のプロフェッショナルとして、衛生委員会の活性化、健康教育の企画、データに基づいた職場改善の提案など、企業の「健康経営」を推進するための具体的なアクションをご提案いたします。

「守りの業務」から「攻めの投資」へ

産業保健業務の代行は、もはや「面倒な仕事を外部に丸投げする」という受動的な選択肢ではありません。

これは、「社内のプロ」の時間を解放し、「社外のプロ」の専門性を活用して、従業員の健康という企業の土台をより強固にするという、極めて能動的かつ戦略的な経営判断だと思っています。

人材の確保、離職や休職など人材のロスを減らすための大切な投資です。

ご相談やお困りのことなどありましたら、一度wellancにお問合せください。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2025 株式会社wellanc All Rights Reserved.

CLOSE