【事例相談】長引く休職で「連絡が取れない…」音信不通の不調社員への正しい対応手順
メンタルヘルス不調などで休職に入った社員から「定期連絡が途絶えてしまった」「電話やメールにも反応がない」と、連絡の取り方に苦慮されている人事担当者様からのご相談は少なくありません。
会社としては「無事が心配」「手続を進めたい」という思いがある一方で、連絡を入れすぎると「追いつめられている」と捉えられてしまう難しさがあります。
今回は、休職中の社員と連絡が取れなくなった場合の適切な対応ステップと留意点を解説します。
■ 1. なぜ休職中の社員は音信不通になるのか?
音信不通になる背景には、単なる怠慢ではなく「会社や仕事の連絡を見るだけで強い不安や動悸が走る」という病状の悪化が潜んでいるケースが非常に多いです。
だからといって完全に放置してしまうと、復職に向けたステップが進まず、休職期間満了間際になって大きなトラブルへと発展してしまいます。
■ 2. 段階的なアプローチと3つのルール
あらかじめ連絡方法と頻度をルール化しておく:
休職に入る段階で「月1回、○曜日の午前にメールで連絡する」など、双方の合意のもとで窓口や頻度を定めておきます。
プレッシャーを与えない文面・手段を選ぶ:
電話での即時対応を促すのではなく、返信期限を長めに設定したメールや郵送による連絡を選択します。
家族や緊急連絡先へのアプローチ:
本人からの反応がない場合、安全確認(安否確認)の観点から事前に登録されている緊急連絡先(ご家族)へ連絡を行います。
■ 3. 会社と本人をつなぐ「第三者ライン」の活用
人事や上司からの連絡はどうしても「仕事や手続き」を連想させやすく、本人にとって心理的ハードルが高くなりがちです。
Anclinkでは、医療職である保健師が中立的な立場から面談や連絡フォローを行うことで、本人の心理的負担を和らげながら状況を把握・報告するサポートを行っています。
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